会では、国交省の進める八ヶ岳南麓を横断する新ルート案を撤回し、双方向コミニュケーションを基にした「住民参画型道づくり」で協議し直すよう求めています。
国交省は数年前から、現道を利用した地域高規格道路や、地域活性化につながる道づくりなどを全国で進めています。
せっかく作る道路が高速で通過するだけでは地域が犠牲になるだけです。広く住民の叡智を集め、地域に役立ち、観光にもつながる道路であってほしいと願っています。
このことを広く市民に訴え、御支援をいただきたく、お店等に「カンパ箱、ステッカー、チラシ等の設置」のご協力をお願い申し上げます。
4月第2週(8日〜12日)に開催が予想されます。
このWGの会合は、説明会で出された多数の反対意見や質問に対する「回答」でもあります。
説明会は国交省の一方的な「説明」に終始しました。そして出された意見等は「すべてWG伝える」と答えてきました。
WGがどのような「回答」をするのか、重大な岐路にあります。
会議の開催日の1週間前には知らせてほしいこと、会議は公開することなど申し入れてありますが、開催直前に通知があることも予想されます。
皆さん、この会議に重大な関心を寄せて、大勢で傍聴に行きましょう。
また、国交省の地元説明会の終了後、
3月1日と15日に国交省に署名簿と「申し入れ書」を提出、
3月16日を期限として回答を求めてきました。
しかし、その回答が未だありません。
ルート線上にいる私たちは毎日不安の中にいます。
一日も早く誠意ある回答を求めます。
いつも各地から様々なご理解、ご支援を頂き、感謝しております。
1月にこの会が設立して、多くの皆様にご参加頂いております。
手紙や、メール、ご寄付によるご賛同の声は、日を追うごとに大きくなり、思い掛けないところからも力強いエールを頂いております。
この運動の大先輩である南麓の会(米田佳孝会長)からは、多額のご寄付を頂 きました。
ホームーページの場を借りて、こころよりお礼申し上げます。
会の凝集力も大変大きく、皆さんが様々な活動を展開しています。
そのためか、マスコミの取材も全国版にも拡がり始めました。
3月15日に太田国土交通大臣と関東小委員会委員長、石田東生氏に提出しま した署名簿等は9000名近くになりました。
僅か2ヶ月で、皆様の八ヶ岳南麓新ルート建設反対の切実な声を製本し、8分冊にして提出しました。
また、48ページに及ぶ申入書も提出しました。
北杜市、山梨県という限られた地域の問題としてだけではなく、
日本の貴重な自然環境の破壊や解決能力の無い国交省の政策決定プロセスの矛盾をはっきりと示すことが出来たと思います。
私達は、高速道路建設計画で地域を混乱に陥れ、亀裂をもたらしている国交省に大きな不信を抱いています。
山梨県や北杜市の行政もこの点では、おそらく同様の思いがあると推察できます。
国交省は地域の活性化や発展に何の関心もありません。
しかし、地域で生きる私達にとっては、それこそが重要な問題です。
地域の活性化、発展を目指した新しい展開がなければ、八ヶ岳南麓地域の大きな将来像を描くことができません。
私達の運動は、そういう段階に来ていると思います。
一人一人の市民が自ら考え、「与えられた課題」を解決するために議論して 答を見つけないと北杜市の将来はおろか日本の将来は決して明るいものにはなりません。
90年前、国民的な歌人、若山牧水は、愛した静岡県沼津の千本松原伐採の反対運動にその一人として身を投じて、その広大で美しい松原を現代に残しました。
一人一人が声を挙げること、できることをすることが日本の美しい自然を残すことになります。沼津という一つの地域の問題は、沼津だけの問題ではなかったのです。
今では日本の代表的な美しい自然として世界に紹介されています。
私達の切なる思いが叶うまで、静かで力強い、したたかな運動を愉しく続けたいと思います。
4月には、花見、ほろ酔いデモもあるかもしれません。皆様のご参加を愉しみにしています。
どうぞ今後ともご支援を宜しくお願いいたします。
3月22日、チラシ1万部を作成、新ルート沿線を中心に新聞折り込みで会の主張や、活動状況を伝えました。
下井出分館で3月17日、広く誰でも参加できる意見交換の場として開催しました。
24人の参加者があり、それぞれ南麓に高速はいらないとする自己紹介のほか、必ずしも高速に反対ではないとする方もいて議論がつきませんでした。
次回も第4土曜日に開催する予定です、どうぞ異論歓迎ですので皆さんのご参加お待ちしています。(日時、場所別途
3月17日(日)14:00〜17:00下井出分館で、状況報告や意見交換を目的にだれでも参加できる拡大定例会を行います。
多数のご参加をお待ちしています。
新ルート沿線住民の会では3月15日(金)に国土交通省関東地方整備局に「署名簿」ならびに「中部横断自動車道(長坂―八千穂)の[計画段階評価]に関する申入れ書」を手渡すことになっています。
申し入れは、計画段階評価の運用改善と、「市民参加型道づくり」の政策手法等の活用を提案します。また地元説明会で回答や資料提示の無かった事項について期限を定めて回答を求めます。
3月6日(水)山梨、東京、横浜の15人で国土交通省・環境省・財務省前でのぼり旗を立てビラをまいて八ヶ岳南麓を横断する高速道路反対を訴えました。そのあと新橋駅前に移って、15時過ぎまで署名活動を行い100人を超える方から署名をいただきました。
国土交通省
環境省 財務省
賑やかな新橋駅前では、私たちの訴えに多くの皆さんがビラを読み、耳を傾けて下さいました。この声が国土交通省に届き新ルート案が撤回されることを願っています。
3月1日(金)国土交通省道路局へ「署名簿」(4,608筆)、「中部横断自動車道(長坂―八千穂)の「計画段階評価」に関する申入れ書」ならびに地元説明会での「録音テープ」の3点を手渡し内容の説明をおこなってきました。
申入書は、2月16日までの地元説明会等で明らかになった問題点及び各種の資料の提出要求に加え、新ルート沿線の会としての「住民参加の道づくり(PI)」の具体的な提案を、回答期日を指定しおこなっております。