中部横断自動車道八ヶ岳南麓新ルート沿線住民の会

中部横断道八ヶ岳南麓新ルート沿 線住民の会」に参加しませんか?

SAVE SOUTHERN YATSUGATAKE


中部横断道を走る


沿線住民の会:春のイベント2             

双葉・増穂間はすでに開通しています。片道1車線の高速道路がどのようなものなのか走って実感してみましょう。そして中部横断自動車整備計画区間とっている「増穂IC〜六郷IC〜富沢IC」の工事状況がどのような景観になっていのか観に行こう。

5月10日(土)11時(高根図書館前)

スケジュール

  11:00 高根図書館前駐車場(集合)

11:? 須玉IC〜増穂IC

12:00 カジカ沢 ツクタベ館にて昼食

?:00 富沢IC
16:00 高根図書館着(解散)
お問い合わせは  
? 0551-45-7832(東けんじ) 
  メール azuken@bj8.so-net.ne.jp

*高根図書館からは乗り合いになります。




文書不開示に情報公開審査会が全部開示を答申


3月7日、昨年5月に清里観光振興会が清里地域でおこなったアンケートに関する情報公開請求について、「山梨県知事が平成25年6月28日付けで行った行政文書一部開示決定を取り消し全部開示すべきである」との答申が出ました。この清里地域でのアンケート活動は県の要請を受けて行われたもので、その元になる要請文の開示を求めたものです

 山梨県は開示請求に対し重要な部分を非開示にして文書を開示しました。これに対して全面開示を求めて山梨県情報公開審査会に異議申し立てを行っていました。

山梨県は文書が個人あての私的なものであると主張しましたが、情報公開審査会は団体あての公文書であると認定し、さらに山梨県の「また、中部横断自動車道の建設計画に対して反対運動が起きている現状を考慮すると、仮にあて名のうち所属のみ公開した場合でも、受取人となるべき対象者が限定されることにより、計画反対を表明している方々から、謂れのない圧力を受ける可能性が否定できず、平穏な日常生活を送る個人の権利利益を侵害するおそれがある」との主張に対しても該当しないとして退けました。

山梨県の情報を隠そうとする姿勢は大変問題です。その上、中部横断道に反対している人を「謂れのない圧力」をかける危険な人々とみなしていることには、強く抗議しなければなりません。



春のイベント 国道141号を走ろう


春のイベント、『141号を走ろう』にたくさんの方に参加いただいてありがとうございます。天気は快晴。真っ青な空の下、道路の専門家の方に講師としてレクチャーしていただきながらドライブ。141号から見る景色も、ドライブも気持ちよく、素敵な一日を過ごせました。カフェでケーキとコーヒーを飲みながら141号のすばらしさと、この道路を活用していけばもっと未来は開ける。そんな話をしながら最後のひと時を過ごしました。





甲府河川国道事務所に要請書を提出


3月6日、甲府河川国道事務所を通して、関東地方整備局長あての「要請書」を提出しました。これまでの道路計画の進め方に関する問題点を指摘し、計画を改めて仕切り直し、市民協議にかけるよう要望しています。また、この要請に対する見解、回答などを面談を通して明らかにするよう併せて依頼しました。

以下、内容をご覧ください。


2014年3月6日

国土交通省関東地方整備局長

 深澤 敦志 様

中部横断自動車道八ヶ岳南麓新ルート沿線住民の会  共同代表一同

                    大泉町下井出地区東組高速道路反対対策委員会  共同代表一同

中部横断自動車道八ヶ岳南麓の会         代表 米田佳孝

要 請 書

 中部横断自動車道(長坂〜八千穂)計画段階評価の3年に及ぶ道路計画プロセスには以下のような透明性、客観性、合理性、公正性を欠く問題点があります。このことにつきましては、去る1月14日に関東地方小委員会石田委員長にも提示し問題解決のため要請を行いました。また、甲府河川国道事務所との意見交換会でも指摘し要請していますが、プロセスの遂行当事者としての限界があります。そこで甲府河川国道事務所の指導監督機関でもある貴職が、客観的にこれらの問題点を検証し、事態の解決のための見解を明らかにするよう要請するとともに、要望事項の実現を求めるものです。

 なお、6月27日にワーキングループは「B案ルートが適当」とし、「継続して地元の意見を聞く仕組み作りを構築すること」の付帯意見をつけてまとめました。これを受け現在北杜市では甲府河川国道事務所の支援のもと「中部横断自動車道活用検討委員会」を発足させ、Bルート前提でのまちづくりビジョンを作成しつつあります。このようにルート決定の前から異論を排除し、既成事実を積み上げる行政の施策は、賛否両論のある市民間の亀裂を広げるものになっています。地域活性化を目的にするまちづくりビジョンを現実のものにするためにはルートを含めた自由な論議を保証した「活用検討委員会」が不可欠です。国交省は同委員会をそのような議論の場にするよう、北杜市に対する助言・指導を要請します


1 アンケートに表れた北杜市民の民意が活かされていないこと

 1回目のアンケート結果は長野側と山梨側では構造的な差があることが明らかになっています。国の示した、5つの課題に、全体では51〜64%が肯定的回答に対して、山梨側では29〜44%、また否定的回答は、山梨側で51〜67%でした。対策案で141改良を望む声が多数ありました。

 2回目のアンケートは、高速推進の意見の多い長野側に配布を多くするなどの工作を行い、また設問自体にも目的性がなく、集計は賛否を合わせた数字など、とうてい一般社会に通用するものとは言えません。この回答はがきを、HP上で一枚一枚点検し集計すると、北杜市では141号線改良案が5割を超えていました。また、課題解決の目標を3つあげる回答でも「現道の走行性、安全性向上」「環境・景観の保全」「地域の生活交通の円滑化」の3項目が、突出しています。

 これらの結果からも、山梨側は141号線改良案が民意であり、長野側の結果と異なっているのが歴然としています。

しかし、アンケート結果を踏まえた中間とりまとめは、山梨側の結果を「一部地域は・・」と表現し、全線を「高速が有効」と飛躍した結論を出していることは納得できません。また、どうしてこういう結論になったのか理由の説明が十分されていません。


2 ルートA、B案は、実質的に代替案のない、相対評価のできないものであったこと

 平成24年11月19日のWGに提案されたA、Bルートのうち、長坂から津金までの沿線住民にとっては、A、Bどちらになろうが新ルート提示が即、決定になるというものでした。私達には相対評価の機会がなかったのです。不当と言うほかありません。

 国交省は従前ルート帯の「3キロ幅から絞り込んだ」と説明していますが、3キロルート帯から相当な距離がはみ出していること、議事録を見ても絞り込みの検討経過が認められないことから、その説明は納得できません。アンケートや地元説明会で多くの市民が、国道141号改良を主張、支持している事実から、新ルートを提示する段階で比較案の対象にすべきであったと考えます。複数比較案による討議の機会を与えられなかったのは「計画段階評価の手続きに瑕疵がある」と言わざるを得ません。


3 「住民参画型の道づくり」の要望に応えてもらえなかったこと

 私たちは、地元説明会の当初から、住民も道づくりに参加できる協議会の開催などを要請してきました。しかし、2月16日の説明会終了後、6月27日のWGでBルートの結論を出すまでの間、4か月もあったにも拘わらず、国交省からは協議会は言うに及ばず意見交換会すら開かれませんでした。

 説明会の11回開催の御労苦は多としますが、内容として見たとき、説明会で出た、私たちの懸念や反対意見に全く答えることなく、WGの結論に至ったことは住民軽視と言わざるを得ません。

「ガイドライン」の精神は「双方向対話」「住民参加」であります。これを等しく国民が享受する機会がなければなりません。石田委員長も委員会で「対話」を繰り返し事務局に指示しています。手続きの公平、公正のための制度的保障が活かされなかったことについて検証して下さい。


4 ワーキンググループ審議資料の問題について

 地元説明会では、住民から多くの意見が出されました。国交省はこれを「すべてワーキンググループに伝える」と説明し、「地元説明会の報告 頂いた全てのご意見(集計結果)」として第3回WGに報告しました。しかし、その集計方法に問題があります。

 まず、高速道路の必要性に関して、必要である:260、不要である:165 と意見を集計して、ワーキングループに「高速道路は必要」の意見の方が多かった、と報告しています。

 しかし、私たちが意見の内容を精査して集計した結果は下記の通りになりました。


説明会

郵送

FAX

会場受取

WEB

合計

高速道路は必要
である

54(42)

147
(146)

37(41)

16(15)

14(16)

268
(260)

高速道路は不要

251
(21)

75(66)

68(47)

16(7)

42(24)

452
(165)

                          ( )内は国交省の集計結果

 この表を見ると、山梨県の住民の意見は「高速道路は不要」 が多数を占めていることが分かります。また、国交省の集計数字と比較すると、とくに「説明会」での数字に大きな差が出ています。真実を究明する必要があります。

 全説明会に参加した者としても「高速不要」の意見が21件のみであったはずはありません。「不要」という言葉を使わなかった意見は、この項目に集計されなかっただけです。質問、意見の全体をみての集計であり、判断でなければなりません。

 私たちは、説明会で「全てWGに報告する」と国交省担当者の説明を聞きながら、会場の雰囲気や、個々の発言者の気持ちがどのようにして伝えられるのか、心配でたまりませんでした。その懸念が現実になったのです。

 国交省がWG委員に報告した集計表と説明は、「高速は必要、の意見が多かった」とされ、それを基に判断したBルートの結論は、それだけでも無効と言えます。

 テープも議事録もあります、是非、第三者による検証により、公正な数字を出して下さい。また、3キロ帯の作図について、地元説明会で配布されたルート図とWG配布資料のルート図を比較すると、後者の図は新ルートに重なるように描かれ、新ルートの「絞り込み」の説明に有利なように描かれたと考えます。WG審議資料として誠に不公正で欺瞞的と言わざるを得ません。

 次に、国交省の報告資料で、ルートについて、A案を支持=3、B案を支持=4に対し、国道改良案を求める意見=102、A、B案以外の意見=12でした。すなわち、国道改良案を求める意見が圧倒的に多かったという結果が出ています。これは、山梨側の民意が「国道141号改良案」にあることをはっきりと示しています。

 WGの審議でこの結果をどう受け止められたのか、議事録には全く出てきません。民意と大きく異なる結論を出されるのであれば、その時点でその理由等を住民に詳しく説明する必要があります。

 また5月に、国交省に、北杜市長や山梨県知事が相次いで「B案が望ましい」との提言・要望を出しています。これは市長や知事が住民の意見を聞くこともしないでいわば独断で出したものですが、一方これは、「AとBを比べれば」の話で、他に対案がないなかでの判断だ、ということでもあるのです。


5 国道141号線は「危険、脆弱」で改修は喫緊の課題、例えば、これを走行性の高い改良案や、地域高規格道路の機能に一部自動車専用道路などで整備すれば二重投資が避けられること。

 国道141号は議事録にもありますが、「雨量通行規制区間1か所、幅員狭小10か所、線形不良14ヵ所、勾配急すぎが9か所」など、改修は緊急の課題である、と国交省も認めています。国道141号は私たちの生活道路でもあります。たとえば、B案で高速整備ということになれば、この141号の改修は当面不可能で危険個所もそのままになってしまうのではないでしょうか。

 この長坂〜八千穂と同時期に計画段階評価の試行を行った、2つの高速道路(北海道横断自動車道、日本海沿岸東北自動車道)では現道利用で整備がされることとなったと聞いています。

 この計画でも国道141号改修案が提案されましたが、「金を掛ける割には・・・」と退けられました。その案は全線4車線、両側歩道付きなど、一般道としては理想的ですが、現実的にどうかと思います。むしろ、追い越し車線を整備し、適宜、立体交差なども採用して走行性を高めるなども検討できるのではないでしょうか。

 高速道路を求める方が異口同音に言われることは、早期整備、早期供用です。この国道を出来るところから整備を始めることによりその願いにも応えられるのではないでしょうか。

いずれにしても、ルートB案と比較する国道改修案の提示によることがこの評価に必須のプロセスであった私たちは考えます。


6 災害時代替道路は県道や市道、広域農道などが機能すること。

 災害時の代替道路となり得る道路網について、小委員会で議論した形跡は議事録を見ても見当たりません。北杜市内には南北方向に国道141号線のほか県道など数本あります。先ずこれらの道路が代替道路として機能するかどうか、不十分であれば改良するなど既設道路を第一義的に検討すべきです。

 また、B案ルートは、堤地区を抜けてから巨大な橋梁が連続し、災害に耐えられるのか心配です。今後の維持管理費用も平面道路と違い大変なものになるでしょう。

 この高速道路が建設されれば、日本で一番標高の高い高速道路となり、予見できないことが起きる可能性が高いと考えられます。野辺山は標高1,375m、冬季12月〜2月は平均最低気温がマイナス8℃から11℃で、マイナス20℃になることも度々です。この間の凍結や積雪などにより通行不能となる日数はどのくらいと見ているのでしょうか。さらに、野辺山から長い急こう配の下りとなります。スリップ事故など重大事故が心配です。小委員会議事録にはこれらの懸念について議論した形跡がありませんが、地元は大変危惧しています。


7.南麓の雄大な景観や、清里の豊かな森の破壊など環境保全の時代に逆行しています

 日本の3,000m級の山で、南麓がなだらかな扇状地形を形成しているところは八ヶ岳のほかは無く、誠に稀有というべき景観を形成しています。

 この恵まれた景観や湧水に、遠く旧石器時代からこの地に生活の根拠を置いた痕跡が数多この南麓には見られます。その後の長い時代の農耕などで営まれ形成された、田園風景からながめる山々も人々を魅了してやまないものであります。

 このような南麓の景観は、石田委員長も理事として関わられていますが、心地よい道づくりを通して、自然と美しく共存することを目的とした国土交通省の「日本風景街道」に「八ヶ岳南麓エリア」は登録認証されています。

 その南麓への高速道路建設は、自然を求めて訪れる観光地としての価値である「景観」を損ない、森林などの自然環境や、オオタカやオオムラサキ、フクロウ、ヤマネなどの希少動物の生育環境が破壊されることによって、八ヶ岳の観光地やリゾート地としてのブランド価値を著しく損なわれます。この「八ヶ岳南麓エリア」を南北に分断することになる今回の提案は環境保全の時代に逆行するものでしかありません。


要望事項

1 ワーキングループが選定したBルートは正式決定しないこと。
2 B案ルートに比較する代替案を提示すること(例えば国道141号線の改良案や地域高規格道路の機能に一部自動車専用道路などの導入案等)
3 今後1年かけて、上記代替案との比較検討を市民参画のもと行い、小委員会の審議資料とすること
4 ワーキンググループの委員の皆さんにも、私たちの意向を直接伝える機会を設けること

 最後に、この道路の計画段階評価は現在「試行」とされています。是非、いろいろな試みの中から、ここの地域性を考えた、全国でもモデル的な「ミッシングリンク解消」の道路を創るための努力を官民協働で出来るよう仕切り直しを考えて下さいますよう重ねて要望いたします。

連絡担当は、沿線住民の会 佐々木郁子

             伊藤 靖彦




国道141号線を走る!須玉若神子から野辺山まで





ニュース第10号を発行しました


主な記事は、<関東地方小委員会は「B案」取りまとめの再検討を>、<北杜市の活用検討委員会へ提出された「パブリックコメント」の紹介><3月8日の春のイベント「国道141号線を走る」案内>などを掲載しました。
                                                       ※ニュース10号



「年次総会・記念講演会」盛会裡に開催


「沿線住民の会」の年次総会と記念講演会を、1月25日(土)いずみ活性化施設で開催しました。当日は天気にも恵まれ出席者は90人にものぼり盛会裡に始まりました。総会は、冒頭「下井出地区東組」「南麓の会」など4団体から連帯の挨拶を頂き、続いて全国組織の道路住民運動連絡会等からのメッセージの紹介を行いました。その後、この一年の活動経過報告および会計報告ののち、2014年度の活動方針が提案され、質疑の後、拍手で承認されました。今後も八ケ岳南麓を横断する高速道路計画・新ルート案を見直し、国道141号線改修を求め、国交省はじめ関係機関への働きかけを強めること、ニュース、チラシ等でより広く地元の理解を得ながら活動を継続していくことが確認されました。

引き続いて、「中部横断自動車道の何が問題なのか」と題して、駒ケ岳法律事務所の梶 山正三弁護士に講演していただきました。道路建設による大気汚染、騒音、環境破壊などのほか平穏生活権の侵害などの具体的な実例についてスライドで説明があったほか、交通量予測など現在の環境アセスメントの問題点も分かりやすく解説していただきました。




石田委員長と面談、善処に期待


関東地方小委員会石田委員長との面談はかねてから、関東地方整備局を通して繰り返し要請していました。しかし、要請がかなわないので昨年10月24日に直接筑波大学を訪問(大学訪問は2回目、前回は不在)し、面談の約束をとりつけたものが今回ようやく実現しました。

面談日 平成26年1月14日

場 所 九段第3合同庁舎会議室

時 間 15時30分〜17時

出席者 石田委員長、国交省関東地方整備局近藤課長補佐、書記1人

沿線住民の会 2人、大泉町下井出地区東組 2人

最初に、沿線の会および東組の、組織の発足からの経過を紹介、そのあと事前に送付してあった要請書面のポイントを説明、石田委員長の考えを質しながら進めました。

住民:新ルートは「従前の3`幅のルート帯を絞り込んだもので、当初から新ルート沿線住民も対象に説明してきた」との国の説明は問題がある。新ルートはその3`幅ルート帯から長い距離その外側にあること。また、アンケートで示された3`幅と、WG審議資料の3`幅にずれがあり、あたかも新ルートが3`幅からあまりずれていないかのように描いてある。そのほか新ルートは大部分が比較対照出来ない1本のルートであることは、私たちには選択の余地がなく納得できない。

 住民:WGの審議資料の「皆様から頂いた全てのご意見」の集計表で「高速道路は必要」の意見が多数と集計され、「高速道路は不要」の意見は分散されて少数と集計されたものが、WG資料として使用されたことは問題。第三者機関に検証をしていただきたい。

委員長:形式的には小委員会としてまだWGの結果を受け取ってない状況である。

また、十分なコミュニケーションになっていないとのお叱りを沢山いただいた事、プロセスを良くするための協力を申し出てくださったことに感謝している。集計資料の件を第三者機関で検証するのは一つのアイディア。

住民:説明会場の雰囲気は圧倒的に「反対」が多かったと認識している。仕切り直しができないのか。

委員長:今日は、結論を出せない、皆さんの懸念と不十分なところのご指摘を頂いた・・・と言う事にさせていただきたい。

3`の幅のずれの問題は、不注意で、ある意味で作為的と言われてもしょうがない、不手際だと思います・・・。

住民:地元住民も表立って反対はなかなか言わないが方法を含めて憤りを感じている人も多い。また、北杜市には沢山の代替路がある。八ヶ岳南麓を横断するこの計画については見直しの検討をお願いしたい。全てハイグレードの高速道路でなくても、地域の実情に合った道路でもいいのではないか。141号線を地域高規格道路にする等・・・。また標高が高いことからの危険性などの懸念事項がある。全線新設では時間と費用もかかる、推進派の人は早期建設を主張している、であれば一部国道を活用すれば早く建設できるのではないか?いろんな角度から検討をお願いしたい。

住民:新ルートの検討は、10月4日時点からしたのか?あまりにも短期間(11月21日のWGに出された)で出てきた。検討経緯はどうなっていたのか?また、南麓の前提が違う、南麓を横切っていると住民は認識しているが、事務局は横切っていないと云っている。

  委員長:JR中央線より上が南麓ということですよね・・・。

住民:WGの結論が「B案前提」で既成事実化している。北杜市の活用検討委員会も「B案前提」と言っている。住民の意見が限定されている事を知っていただきたい。

委員長:新ルートをいつから知っていたかについては、私個人は、旧@・A案の時から高原大橋を使うルートにカーブが危ない事、支障家屋が多い懸念を早くから伝えていたので、事務局も早い段階で新設ルートを考え始めたと認識している。1・2カ月で作り上げたものではないと思っている。

WGも3人で時間の制限もあり、新ルート案を作るのは難しい。事務方がルート選定の構造的な要件を踏まえて検討した結果を評価するのがWGの役割・・・。

住民:市民公開でルート選定してほしい。国道141号線との比較評価をお願いしたい。

甲府河川との意見交換では、この道路のプロセスを検証するのは、自分で遂行した仕事の自己否定につながるのでできない、とのことで石田委員長にお願いしたい、同様に上部監督機関として近藤さんにも後日要請したい。

委員長:研究者の立場からは計画段階評価はおかしなところが沢山ある。たとえば、国道141号線を4車線で検討しなければいけないとか、矛盾を含んだ上の検討をしなければいけない。

住民:B/Cについてももっと早い段階で行ってもらいたい、また今回は「試行」なので、臨機応変に対応してもらいたい。小委員会委員は東京の方ばかりで、たとえば141号線を皆さん詳しく知らない、やはり地元レベルで議論する際にはメンバーに山梨の地理に詳しい方を起用して頂きたい。

委員長:小委員会のメンバー構成の問題ですね、(近藤氏のほうを見て)良く考えてください。それはちょっと気をつけて・・・すみませんけど。

住民:小委員会も開催の2日前に分かる、少なくとも5日前に・・・連絡をお願いします。

  近藤氏:あぁ、はい・・・。

委員長:計画段階評価は中途半端で問題も沢山あるが、これからも続くようです。本当に言うとPIではないかもしれません、擬似PIになるかもしれないけれどもきちんとするべきだろう・・・と言う事が私の信念です。でも、その、委員もみな縛られてますので・・・。

 住民:結論的に言いますと・・・。

委員長:私は少なくとも、意見交換会を見させていただきます。WGメンバーにも声を掛けます。今日の、例えば集計の問題を第三者委員会に検証の話、お金も手続きもある事ですので、事務方と相談します。

WGの中間報告が出たからと言って、それをそのままはいと言って受け取らずに、私は私なりに今日頂いたご意見やご注意・ご懸念に関して精査させていただきます、私が必ずやらせて頂きます。ただその結果、前から申し上げているように長い範囲で考えるし、早くやれとおっしゃる方も多いですので、その辺は私の良心に鑑みて判断をさせていただくことになりますが、その判断は必ずしも満足いただけるとは限らないという事はご了承いただきたいです。

前々から申し上げているのですが、皆さんから沢山郵便物を頂いて、すべて目を通せていただいてますが、公平性の観点から問題が生じますので、お返事は一切させていただかない事に決めておりますので・・・。また面談のご要望があれば、事務局を通して検討致します。

住民:関東地方整備局の近藤さんにも改めて面談の機会を設けて頂きたい、甲府河川国道事務所は自分たちのポジションがありますので、是非今度は近藤さんと道路課長さんとお話をお願いしたい。

 近藤氏:はい。                              以上。

なお、石田委員長あてに、沿線の会で託された委員長あての書状、活用検討委員会にパブリックコメントを出された方からの写しを提出しました。




総会と記念講演会のご案内


沿線住民の会の活動も、間もなく設立1周年を迎えます。

昨年の今頃、正月も返上して署名活動を行い、大勢の皆さんにご協力いただきました。その後、説明会を経て、ルート見直し等の要請を、関係機関に働きかけるなど多様な活動を行ってきました。

この一年を振り返り、来年度への展望を皆さんとともに討議するため次により総会を開催します。

また、あわせて公共事業問題に詳しい梶山正三弁護士による記念講演会を開催します。

多数の皆さんのご参加をお待ちしています。

第一部 総会

 日時  2014年1月25日(土) 13:30〜15:00

 会場  いずみ活性化施設ホール

 内容  ○2013年度活動報告

○会計報告・会計監査報告

○2014年度活動予定

第二部 記念講演         15:00〜16:30

  演題は別途お知らせします

  講師 駒ケ岳法律事務所 梶山正三弁護士・理学博士




甲府河川国道事務所担当者と第2回意見交換会


12月18日(水)14:00〜16:30甲府河川国道事務所会議室で沿線住民の会運営委員10人が参加しました。

「なぜ長坂か」「国道141号改良について」を中心に、質疑応答式に意見交換しました。その要旨は次の通りです。

○なぜ長坂なのか→長坂分岐のルートは、中央道からの分岐が限られているなかで、道路構造上、またコスト面から最良と判断した。平成9年に国幹審で接続地点は長坂(のち合併で北杜市)とされ、政令で告示された。起点を変えた場合、それなりの手続きが必要だが、それが出来るかどうかはわからない。

○国交省は清里高原は危ないといっているのに、なぜもっと危険な野辺山を通すのか→清里よりさらに標高の高い野辺山は、平沢の説明会でも危険と意見が出ていることは承知している。長野側にしっかり伝えてある。野辺山からの下りは凍結したら危険との指摘は、必要に応じ防雪柵やロードヒーティングなどで冬季閉鎖はしなくて済む。

○長坂経由は遠回りで料金も高くなる高速ネットワーク上、そのくらいは問題ない。

○平成9年に長坂が起点にとされた時点で、市民に周知され協議した経緯はないのでは、また、その後の環境保護意識の向上など当時と取り巻く環境も違う。長坂起点を見直してほしい→いまのA,Bルート案は決して悪いルートではない。今後の対策で(いろいろなことを)クリアしていける。

○ジャンクション予定地は優良な圃場で整備後年月が浅い。→圃場整備後最低8年経過で、必要に応じ止むを得ない場合、公共目的に使うことができるルールがある。

○環境や景観、水の問題は重要だ自然環境は環境調査で保全策をとりたい、湧水や地下水は今のところ文献でしか調べていない、今後調べることになる。地下水保全のため土盛り構造がいいと思う。

○南麓の横断は、景観と環境に取り返しのつかないダメージを与える→八ヶ岳の景観・環境を改変することになるが、受け入れられるレベルと思っている。

○昨年10月4日に従前ルートが見直しとなり、その後わずか1か月後に実質代替案のないA・Bルートが示された。それも住民の意見も聞かないでかつ短期間で出され、だまされたと感じた。また計画段階評価の試行だから前例にとらわれず計画を変えることもあっても良いのではA,Bルートは3キロ帯でアンケートを通じて意見を聞いてきた中で出したもの。地元説明会でも意見を聞いた。

○住民の意見を聞く前にA,Bルート案を出したのはおかしい、また141号改良案が無理だと言われるが、根拠を出してほしい計画の当初から、できるかぎりの住民意見を汲みながら計画に反映させてきた。ガイドラインに匹敵することはやっているつもりだ。

○暫定2車線の計画なのだから141号も2車線で案を出してほしい現道活用(141号)も案を示し、結果的に採用されなかったが検討してきた。国道を4車線の考えは、高速からつなぐ路線は、相当な重量に耐えられる必要がある。また、暫定2車線でも将来的には4車線必要と思っている。

○これからインフラ整備にものすごくお金がかかる、交通量も見込めない作るべきものはつくらなければならない、交通量は、高速ができれば格段に多くなると予測できる。

○南麓横断ルートしか示さないで決めると、すべて市民は受け身になる。市民が主体的にルートを協議することで参加意識が出て、出来る道路にも愛着が生まれる、そういう合意形成の過程こそ大事ではないのか→示したルートは悪いルートとは思っていない、進め方では、いくつか反省すべきところがあったとは思っている。

概略以上でしたが、さらに接点を求めて意見交換することとなりました。

次回日程等は後日調整