中部横断自動車道八ヶ岳南麓新ルート沿線住民の会





「中部横断自動車道八ヶ岳南麓新ルート北杜市民の会」のフェイスブックでの発信内容について沿線住民の会へお問い合わせがありましたが、当会はフェイスブックでの情報発信は行っていません。「中部横断自動車道八ヶ岳南麓新ルート北杜市民の会」は別団体ですので、お知らせします。

「中部横断自動車道八ヶ岳南麓新ルート沿線住民の会」に参加しませんか?

SAVE SOUTHERN YATSUGATAKE


10/10ニュース44号を発行しました (2019.10.12)


 今号では山梨県が公表した環境影響評価方法書と説明会に対する沿線住民の会はじめ関係住民等の取り組みを掲載しました。国交省が作成した杜撰な方法書を、ほぼ名称等を変更しただけで方法書の公表を強行した山梨県長崎自民党知事と山梨県庁の無責任さが明らかになりました。こうした高速道路建設ありき、手続きありきの拙速な進め方の過程で方法書の問題点がより鮮明となり、現在住民等が多くの意見・指摘を意見書として山梨県に提出しています。

 また9月24日に沿線住民の会と超党派国会議員連盟「公共事業チェック議員の会」で共催した、国交省関東地方整備局の公開ヒアリングのやり取りも詳しく載せました。国交省の本省道路局、関東地方整備局の担当者は沿線住民の会の質問に様々な弁明を繰り返しましたが、そもそもヒアリングに出席するに際して「方法書は読んでいない」と平然と言明しました。これは、国交省の担当者の答弁が事実に基づいたものではなく的外れであることを自ら認めたもので、次から次に無責任な発言を繰り返す態度には一同唖然とさせられました。

 また、シリーズ「日本各地で続発する道路問題」の第4回として、大阪の淀川左岸線を紹介しています。是非お読みください。
                                       news44



9/24公共事業チェック議員の会と沿線住民の会

国交省関東地方整備局へ公開ヒアリングを実施 (2019.10.5)



 
 中部横断自動車道(長坂〜八千穂)の環境影響評価の方法書の公表強行を受け、9月24日参議院議員会館で超党派国会議員連盟「公共事業チェック議員の会」と沿線住民の会が合同で国交省への公開ヒアリングを行いました。
 今回は方法書の山梨県・長野県への送付を強行した国交省関東地方整備局の道路計画第一課課長、同課長補佐、国交省道路局企画課課長補佐が出席し、公共事業チェック議員の会からは立憲民主党と日本共産党の衆参国会議員、関係秘書等が同席しました。また道路住民運動全国連絡会や公共事業改革市民会議の皆さんもかけつけてくれました。

 建設計画の山積みの問題、「計画段階評価」等をただす!


 はじめに沿線住民の会から、改めて中部横断自動車道(長坂〜八千穂)の山梨県側については全線高速道路新設ではなく国道141号の改良・整備による現道活用と、地方の持続可能な国民生活を守る社会資本整備としての真っ当な道路政策、対応を国に求めました。
 これに対し国交省は「いろいろ意見があると思うが、これまで計画段階評価でもアンケートを行うなど、計画段階評価は適正に行われ、関東地方小委員会でも審議され、全線高速道路建設で整備する方向が出された」「ルートの転記ミスについても審議には影響がなかった」と従来の主張を繰り返すだけで、沿線住民の会からの計画段階評価の事実に基づく問題点の指摘について何ら具体的な説明が出来ないだけでなく、事実に基づかない的外れな話をするだけでした。また建設計画が進められた経緯で何が行われたのか殆ど把握していないため、事実と違う説明を平然と繰り返し、更に指摘事項についても問題であるという認識もないことが明らかになりました。
 国会議員から「住民からは国交省の『構想段階における市民参画型道路計画プロセスガイドライン』に違反していると指摘されているが、そのことについてどのように説明するのか」との質問がありましたが、国交省は違反はしていないと強弁するだけでした。しかし国会議員と沿線住民の会から、住民には「寝耳に水」で全く説明がなかったこと、ルート図の改ざんの問題や複数案の提示がなかったことなどを追及されると、返答に窮する具合でした。

 方法書の送付強行の経過等を追及!


 また、関東地方整備局が方法書の送付強行前の6月21日に、21質問項目に対する説明を行いたいので7月中に会いたいと連絡してきたこと、そしてわずかその2日後の6月28日に環境影響評価の方法書の送付を強行したことについて、国会議員と沿線住民の会から山梨県・長野県への方法書送付の決定は大きな問題であり、どういう判断で行ったのか、現場の担当者から起案提出で送付を決定したのかあるいは上からの決定で送付したのか問いただしましたが、担当者は明確に答えることができませんでした。議員から方法書送付の経緯とその起案書や意思決定をした会議録等の関連する文書を提出するよう指示があり、国交省に約束させました。

 道路局も関東地方整備局も「方法書は読んでいない」!


 つづいて沿線住民の会から、方法書に建設計画の概略図、構造図等が示されていないこと、情報開示請求で開示された図で示されている盛り土案から高架案と変更されているのにその説明が一切なく、どのような建設計画となるのか明らかではない、使用されている地図が古い等々、方法書の杜撰さ、問題点を指摘しましたが、道路局課長補佐は「そんなに杜撰ですか・・」とあきれるような発言を行いました。国交省には方法書の内容を速やかに点検し報告するよう求めました。
 
 方法書についてあやふやな発言を繰り返すため、そもそも方法書を読んでいるのかという問いかけを行ったところ、道路計画第一課長、課長補佐、道路局企画課課長補佐は「読んでいない」という驚きの答えをしました。公開ヒアリングで方法書の問題を取り上げることを事前に通告していたにもかかわらず、その準備もしないで平然とヒアリングに出席することに、参加者一同は憤りを隠せませんでした。
 また、方法書の説明会で建設計画の進め方やルート帯選定等についての問題点の指摘・意見が続出し紛糾した事について、関東地方整備局の課長は地元国道事務所から報告を受けていないことも明らかとなりました。さらに甲府河川国道事務所の地域防災調整官が説明会の場で、住民等への説明会開催を検討すると発言したことについても把握もしておらず、中部横断自動車道の建設計画を進める責任部局である関東地方整備局の無責任さが更に明らかとなりました。

 環境影響評価の手続きの中止を要求


 今回の公開ヒアリングでは、関東地方整備局の中部横断自動車道に関する担当責任者が様々な問題を何も把握しておらず、ただ上司の指示のままに建設計画を進めている実態が鮮明となりました。このような国交省の役人によって強行された今回の中部横断自動車道の環境影響評価の方法書送付は全く不当なもので、これを即時撤回し、環境影響評価の手続きを中止するよう求めました。



9/12山梨県知事と県庁へ要請・抗議行動!


 山梨県庁が8月1日に環境影響評価の方法書を公表してその手続きを強行したことに対して、沿線住民の会では9月12日、山梨県知事と山梨県庁に抗議と要請を行いました。国交省が事業責任者であり中部横断自動車道(長坂〜八千穂)の環境影響評価を行わなければならないにもかかわらず、山梨県知事と山梨県庁県土整備部都市計画課の事務方が唐突に、方便として都市計画道路を持ち出して環境影響評価の手続きを進めていることは重大な問題です。
 当日は、面談を求めていた山梨県知事、山梨県庁県土整備部長は出席せず、代わりに知事部局の総合政策部主幹・秘書課総括課長補佐、県土整備部政策企画監、都市計画課まちづくり推進企画監と課長補佐、副主幹が対応しました。

 山梨県知事は2度目の面談拒否、県土整備部長も面談を拒否

 最初に、なぜ山梨県知事、山梨県庁県土整備部長に面談を求めたのに出席しないのかを尋ねました。応対に当たった秘書課総括課長補佐は知事は会えないが秘書課で対応すると答え、県土整備部政策企画監は県土整備部長は出席しないが県土整備部で責任を持って対応すると答えました。
 しかし沿線住民の会は、長崎幸太郎知事が6月11日に中部横断自動車道の早期整備を求める北杜市の住民や山梨県県会議員でもある北杜市観光協会会長等に面談している事実を明らかにし、これらの住民や団体等とは面談しても、平穏な生活が奪われ様々な不利益を被っている建設計画の見直しを求める当事者住民等には会わないというのは、明らかに公正・公平な行政とは言えないと抗議しました。
 更に山梨県知事は8月16日の山梨新報のインタビューで「課題はアセス過程でルート決定をめぐる住民との合意形成」、その上で「ボタンの掛け違えがないように、まずは、反対の意見にもじっくり耳を傾けたい…」と答えていることを指摘し、県民等に対する実際の対応は言っていることと相反しており問題だと糾すと、秘書課総括課長補佐は何も返答することができませんでした。
 沿線住民の会では知事と県土整備部長と理事の都合の良い日を知らせてくれれば県庁に出向くので、知らせるように伝えました。特に国交省から来ている理事職の方には是非お会いしたいと伝えました。

 今回、山梨県知事が2度にわたり面談を拒否した事は、本気で県民である私たち沿線住民や商店経営者や農業生産者、別荘所有者等の意見や問題点の指摘などについて真摯に聞く気が無いことを示したものに他なりません。山梨新報のインタビューで発言したことは本当ではなかったのかお訊ねしたいと思います。
 また、県土整備部長の代わりに責任者である総務課長が対応せず部下に対応させていること及び、これまで全く中部横断自動車道に関わらずその建設計画や計画段階評価の問題点をほとんど把握・認識していない都市計画課を、高速道路建設計画の主管課である高速道路推進課課の代わりに中部横断自動車道の窓口としていることは、県行政として県民等に対する無責任極まりない対応であることを重ねて指摘しました。中部横断自動車道の建設計画によって既に生活等が侵害され、今後起きうる問題を指摘し、建設計画の見直しを求め提言・要請する住民等との対話を軽視するものです。

 環境影響評価の手続きの即時中止を求める

面談では、現在山梨県都市計画課が進めている都市計画道路の環境影響評価の手続きは国交省が行うべきものであり、ただちに中止するよう求めました。
さらに方法書の公表・縦覧、住民説明会の開催、方法書の意見書提出の広報等の対応についても、都市計画道路区域の対象となる住民や関係者に周知をしきれず情報が届かなかった人たちがいたこと、今回も別荘所有者への周知はじめとする対応が念頭になかったこと、そして住民説明会では国交省が示しているルート帯への質問や異論などが噴出したことを指摘しました。そして手続きが拙速でありやり直す必要があることから、山梨県知事と山梨県庁には方法書の撤回と説明会の中止、環境影響評価の手続きの即時中止を求めました。
しかし山梨県庁は、方法書は撤回しない、環境影響評価の手続きは進めると強弁しましたが、知事との面談や県土整備部長や理事対応と、要請・抗議文の内容に関しては後日回答することを約束しました。
                           19.9.12要請・抗議文



 中部横断自動車道(長坂〜八千穂)の

     方法書への意見書を提出しましょう (2019.9.7)


 山梨県・長野県は中部横断自動車道(長坂〜八千穂)の環境影響評価を事業主の国交省に代わって開始すると発表し、8月1日その環境影響評価の方法書を公表しました。
 方法書とは、高速道路建設がどのような影響を周辺の自然・景観・生活環境に及ぼすのかを、大気や水、景観などの調査項目を選定してその調査の方法を記載したものです。この調査をきちんと行うことは、八ヶ岳南麓とそれに続く地域の自然と景観、生活環境を守っていくうえで大変重要です。
 現在、この方法書への意見を募集していますので、皆さんに意見書を提出されるよう訴えます。なお、意見書は山梨県内に住んでいるかどうかに関係なく誰でも提出できますので、意見書の書き方の見本などを参考にして、気がかりな点などについて意見書に記載して提出してください。

 ●方法書の提出期限 2019年9月17日17時15分まで
 ●意見書の提出先  山梨県県土整備部都市計画課
 ●提出の方法    郵送または持参 FAXまたは電子メール
   宛先 〒400-8501山梨県県土整備部都市計画課
   住所 山梨県甲府市丸の内1-6-1
      TEL055-223-1716 FAX 055-223-1724
   電子メール toshikeiass@pref.yamanashi.lg.jp
 ●意見書の記載事項(書式は任意です)
  @意見書を提出する人の氏名及び住所
  A意見書の提出の対象である方法書の名称
  「(仮称)韮崎都市計画道路1・4・1号双葉・韮崎・清里幹線
   環境影響評価方法書」と記載してください。
  B環境の保全の意見

 ※沿線住民の会のこれまでの高速道路建設計画の見直しを求める考えは変わりません。しかしながら今回、山積みの問題を対応せず住民等との合意形成を無視し強行された事態をやり過ごすことはできません。意見書提出を通じて高速道路建設計画による環境への影響等を訴え、建設計画を認めないということを訴えたいと思います。心配されている事、多分野の調査項目・調査方法・期間等、多くの意見を届けましょう。

 ※国交省・山梨県による住民説明会資料の閲覧ができます。
  山梨県公式ホームページ https://www.pref.yamanashi.jp/
 トップページ「注目情報」の「(仮称)韮崎都市計画道路1・4・1号 双葉・韮崎・清里幹線(中部横断自動車道(長坂−八千穂))の都市計画決定及び環境影響評価について」をクリックすると環境影響評価方法書の縦覧、意見書の提出、説明会の開催及び公表について及び説明会資料が公表されています。

 ※(公財)日本自然保護協会にご相談できます。
 TEL:03-3553-4101(代表)お問合せはhttps://www.nacsj.or.jp/contact/

 ※期限内であれば何回でも意見を出すことができます。
 ※山梨県内外の広く多くの方々にご協力をお願いいたします。

              環境影響評価方法書への意見書の書き方の参考例
              意見書 記載用紙